生活習慣病について その1

生活習慣病は足音も無くやってきます

生活習慣病とは、心臓病・糖尿病・脳卒中・ガン・腎臓病・肝臓病などの総称です。生活習慣病は中高年だけがかかると思われがちですが、若い人でも悪い生活習慣を続けると上記の病気になる可能性が否めません。悪い生活習慣を改めるよう努力すれば、生活習慣病を防ぐことができます。

自覚症状が無くても 安心できません
8月に急性心筋梗塞で逝去されたサッカーのM選手の様に心臓病は突然にやってくるので、米国では「サイレント・キラー」(沈黙の殺人者)と呼んでいるようです。心臓病だけではありません。糖尿病やガンなども同様のことが言えます。
生活習慣病は治りにくい
過労・不規則な生活・運動不足・偏った食生活など、長い間の生活習慣が積み重なって現れるので、特効薬は無く完治することも難しいものです。病気になったことを嘆くのではなく、一生つきあっていくつもりで大きな気持ちで病気を受け入れ前向きな気持ちになれるといいですね。
一つの生活習慣病は別の生活習慣病の引き金になりやすい
生活習慣病がやっかいなのは、治りにくいということだけではありません。生活習慣病が別の生活習慣病を呼んで複雑な生活習慣病の輪を作ってしまうことが多いのです。例えば、糖尿病と高血圧・糖尿病と心筋梗塞などのように、二つ以上の病気が重なることが多いのはこのためです。
「まだ若いから・・・」は生活習慣病に禁句です。
生活習慣病に狙われやすいのは、働き盛りの頃です。「まだ若いから」という過信は禁物です。生き生きとした若さを保つ為に、元気なうちに健康の土台作りをすることが大切です。